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HAT職員と八高生による座談会

基本情報

目的

・生徒会活動における地域貢献活動の一環として、島内の民間企業の依頼を受けて意見交換を行い、高校生ならではの視点でテーマに関する意見を提供する。
・高校生の立場から「島の活性化(産業・就職等)」について考え、様々な発想を持ち自分なりの意見を持つ機会を得るとともに、生まれ育った島について愛着を深め、観光や発展に寄与していくきっかけとする。

経緯

HAT(八丈島空港ターミナルビル株式会社)には島外から就職し、八丈島のことをよく知らない職員も在職している。そこで、「島活チーム(島の活動をするチーム)」と称したチームを立ち上げ「島の事をよく知ろう、島の事をよく考えよう」との考えで社内ディスカッションを実施している。
この座談会は、今後この活動を社外にも広げ、八丈の発展に繋げるために、若い世代の代表である八丈高校の生徒に島のことや島の魅力について意見を集める目的で始まった。依頼を受けた生徒会が窓口となり、興味のある有志の生徒を募った上で、過去数年間継続して実施している。生徒にとっては、島内の大人や企業と、島の今後について考え、自分自身ができることについて考えていくきっかけとなる貴重な機会として、相乗効果が生まれている。
 
 

平成30年度 活動報告

今年度のテーマ

「若者の持つ企業・就職のイメージ」
(1) 現時点、将来の就職について具体的な目標を既に持っているか。
(2) 将来就職するにあたり、会社・仕事に対して求めるものは何か。
(3) 八丈島内の企業に対して、どのようなイメージを持っているか。どのような会社があるか知っているか。
 

座談会の模様

 今回は生徒会現役員と1月から活動する新役員計13名でHATに訪問し、上記のテーマで3グループに分かれ話し合った。HAT側からは、大人としてのこれまでの経験から得た見解、また企業として若者に求めたい姿勢や今後取り組んでほしいことなどについて話題が提供された。今回生徒は1~3年生まで数名ずつ参加していたため、1・2年生はまだ将来について漠然なイメージしか描けていないという意見が多い一方で、3年生は進路も決定し、将来の方向性についてより明確な意識を持って考えているという意見が述べられていた。ただ、島外に出ることについて希望だけでなく不安も多いのは事実で、将来島に戻って何かしらの形で島に還元できるようになりたいという想いは、それぞれの生徒が抱いている様子であった。それに関して職員の方からは、高校生には勉強や部活動に一生懸命取り組み、一つの役割について目標を持って最後までやり抜いてほしいということ、島外に出ても気持ちで負けずに沢山の人と出会って挑戦し続けてほしいとの激励があった。
 
 対して八高生からも、将来HATに就職したいと考えている生徒もいることから、「八丈高校の生徒に対するイメージはどのようなものか」「HATに就職するには、どのような段階を踏めばいいのか」という質問が挙がった。八丈高校の生徒については、素直で礼儀正しく何事にも一生懸命で真面目であるという印象がある一方で、小さな頃から顔見知りに囲まれ大人にも守られている環境から、新たに挑戦することについて消極的な一面があったり、幅広い人間関係を築いていくことについて苦手に感じている一面があったりするのでは、と感じているとのことであった。島内の大人としては、八丈高校の生徒たちに八丈の未来を担ってほしいという想いが強くあるため、これから東京に出た後、様々な経験をした上で島に戻ってきてほしいとの話があった。
また、八丈高校でもインターンシップ制度を設けて、2年生の希望者が様々な企業で貴重な経験をさせて頂いているが、是非HATでもそのようなインターンシップを含めて様々な経験の場を提供し、将来的な雇用も視野に入れるべく両者の連携を強化していきたいというお話も頂けた。就職に関わること以外でも、例えば作品展示場所として空港を一部使用させて頂くなど、八丈高校の生徒の活動や想いを伝えていける場として、八丈島空港を活用するというアイデアも生まれた。
 
 一時間程度の短い時間ではあったが、島内の大人や企業と、島の今後について考え、自分自身ができることについて考えていくきっかけとなる貴重な機会となった。八高生が島内企業と様々な角度から繋がりを持ち、共に八丈島の発展に貢献していく取り組みの一つとして、具体的なアイデアを形にしていけるよう、生徒会役員も志を新たに持つこととなった。

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